
お子様の気持ちに寄り添い、
対話を重視した小児歯科診療
私たちは、お子様を一人の人間として尊重し、対話を重ねることを大切にしています。一方的な治療ではなく、お子様自身の「やってみよう」という意思を待ち、歩幅を合わせて進めます。歯科医院を「健康を守る味方の場所」と感じてもらえるよう、ご家族と共に、一生自分の歯を愛せる健やかな自律を支え続けます。
保護者の方へ

お子様の健やかな歯を守るために、まず直視すべきは「母子感染」のリスクです。生まれたばかりの赤ちゃんの口に虫歯菌はいません。周囲の大人が持つ菌が、食事や接触を通じて感染することで、一生の虫歯リスクが決まってしまいます。
特に注意したいのは、保護者様ご自身の歯周病や未治療の虫歯です。ご自身のケアを後回しにすることは、大切なお子様の虫歯にも繋がってしまうため、まずはご家族全員がお口を清潔に保つことが、お子様の未来を守る危機管理になります。
当院と共に、ご家族皆様でのお口の中の管理、予防を始めてみませんか?
当院が大切にしていること

#01
心を通わせる丁寧なコミュニケーション
私たちは、お子様を一人の人間として尊重し、大人の方と同じように誠実に向き合います。まずは目線を合わせ、今日使う器具や治療の意味を、お子様が理解できる言葉で丁寧にお話します。一方的な処置ではなく、何気ないお喋りを通じて信頼関係を築き、歯科医院を「自分の健康を一緒に守る味方」だと感じてもらえるよう努めます。

#02
お子様自身の意思決定
「今日はここまで頑張ってみる?」「これならできそうかな?」と、お子様ご本人の「やってみよう」という意思を大切にしています。無理に治療を進めるのではなく、自ら納得して一歩を踏み出すのを待つ。このスモールステップの積み重ねが、お子様の大きな自信に繋がり、一生涯自分の歯を大切にする「自律した習慣」へと結びついていきます。
子どもの虫歯の原因
乳歯は永久歯に比べてエナメル質が薄く、一度むし歯になると進行が速いという特徴があります。「細菌」「糖分」「歯の質」「時間」という4つの要因に加えて、お子様特有の食習慣やブラッシングの習慣が深く関わっています。早期に原因を特定し、対策を立てることが重要です。
01
細菌

02
糖質

03
歯質

04
時間

小児歯科で行っている予防・ケアについて

保護者の方へのブラッシング指導
乳幼児期のお子様にとって、歯みがきの主役はあくまで保護者様です。「自分でする」という自立心を育むために本人にやらせてみることは大切ですが、その段階ではまだ完璧に汚れを落とすことは期待できません。「本人に任せきりにする」のではなく、必ず保護者様が責任を持って仕上げるという意識を持っていただきたいと思います。まずは保護者様が主導してしっかりと汚れを落とし、お子様には「歯をみがく習慣」を少しずつ身につけさせていく。この二人三脚の積み重ねが、お子様の将来の健康を左右します。

フッ素塗布
フッ素塗布は、歯の表面を強化して酸に溶けにくい状態にし、再石灰化を促すことでむし歯を予防する処置です。特に生え始めたばかりの乳歯や永久歯はむし歯になりやすいため、定期的な塗布が非常に効果的です。当院は港区の「すこやかちゃんフッ素塗布」指定歯科医療機関です。今年度中に4歳・5歳・6歳になるお子様を対象に、公費でのフッ素塗布、歯科健診、および歯科保健指導を行っております。港区から届く受診券をご持参の上、ぜひこの機会にご利用ください。
受診のタイミングについて
① 最初の目安は「乳歯が生え始めたら」
1本目の前歯が生えてきた頃が、歯科医院デビューの理想的なタイミングです。この時期の受診は、治療のためではなく「場所や人に慣れること」が目的。お口のチェックだけでなく、親御様へ日々のケアのコツを具体的にお伝えし、一緒に健やかな成長を見守る準備を始めます。
② 3歳前後:自分で「お返事」ができるようになったら
言葉の理解が進み、自分の意思を伝えられるようになる3歳頃は、お子様の「自律」を育むチャンスです。私たちは大人の方と同じように、お子様へ直接「今日何をするか」をお話します。「自分で座れた」「お口を見せられた」という小さな成功体験を積み重ねることで、自信へと繋げていきます。
初めての受診を迷われている方も、まずはお気軽にご相談ください。
お子様の歯を守るために
歯科医院やご家庭でのケアと、早期相談の大切さ

むし歯予防はもちろん、将来の「かみ合わせ」についても早い時期からの相談・アドバイスを行っています。小児矯正治療の選択肢もご用意していますので、お気軽にご相談ください。
ご家庭での日々のケアと、歯科医院での定期的なメインテナンスを組み合わせ、お子様のお口の中の健康と笑顔を一緒に守っていきましょう。
ご自宅でのケアについて

親子で仕上げ磨き
お子様が自分で磨いた後は、保護者の方が仕上げ磨きをすることが推奨されます。むし歯になりやすい奥歯の溝や前歯の裏側を中心に、膝の上に寝かせて明るい場所で観察する習慣をつけましょう。

おやつは時間と回数を決めて
おやつを頻繁に摂る習慣は、お口の中を酸性の状態にし、むし歯のリスクを高めます。時間と回数を決め、食べた後は水分補給やうがいで自浄作用を補うことが大切です。

「かむ練習」で成長を助ける
毎日の食事でよくかんで食べることもお口のケアにつながります。かむことで唾液の分泌が促され、お口を清潔に保つほか、顎の発育を助けます。日々の食卓を通してお子様の健康を支えていきましょう。
お子様の大切な歯を守るために

お子様が自分自身の体に関心を持ち、お口をケアできるようになることは、将来にわたるかけがえのない財産になります。私たちは、虫歯を治すだけでなく、ご家族に寄り添い、自律を見守るパートナーでありたいと願っています。「歯医者さんに行ってよかった」とお子様が笑顔で言えるような、温かな医院を目指してまいります。
